「ツナヨシ! スキ! ダイスキ!!」
そう言って俺の手の中で喋っているのは、雲雀さんの鳥で名前を『ヒバード』と云う黄色く丸っこい可愛い鳥だった。
今日は学校側の都合で午後の授業がなくなり親友の京子ちゃんも花も用事があるということで先に帰ってしまい山本も部活、獄寺くんも今はイタリアへ行っていて居ないので、俺は暇を持て余すため屋上に来ていた。
そこへやって来たのがこのヒバードだった。
「ツナヨシ! カワイイ! ダイスキ!」
飛んで来て俺の手の中へ納まったと思ったら、さっきからこの調子だ。
「ええっと、ありがとうねヒバード」
「ツナヨシ! カワイイ!」
「……;」
埒が明かない気がしてきたなぁ……;
「何してるの?」
「ふへ!? って、雲雀さん!!」
「ずっと入口のところに居たんだけど、さっきから何してるの?」
「あっ! えっとですね……」
俺は行き成り後ろへ立っていた雲雀さんに驚きながら、さっきまでのことを話した。
それを聞いた雲雀さんは少し不機嫌になり、行き成り座り込んだと思うと俺を己の腕の中へと抱きこんだ。
「っえ!? 雲雀さん!!」
「……なんかムカつく」
「……っえ?」
「なんかムカつくじゃない。鳥のくせに綱吉に『好き』なんて言うなんて」
「えっと、それって……」
「綱吉は僕のなのに、鳥なんかに渡さないよ」
「っえ////////」
それはつまり、嫉妬ですか雲雀さん……//////
「//////エヘヘ。嬉しいです/////」
「そう?」
「はい。だって、鳥に嫉妬するぐらい俺のこと好きでいてくれるんだって思ちゃって」
「当り前でしょ。綱吉は僕ので僕は綱吉のなんだから」
「っ!! はい!!/////」
そう言うと、雲雀さんは俺の膝の上においてしばらくすると寝息を立て始めた。
そんな雲雀さんの頭を撫でながら、いつの間にか俺の頭の上に移動したヒバードへと意識を向けた。
どうやらヒバードも、お昼寝中のようだった。
小さなじぇらしーは、甘い蜜
凄い短い上に、ぐだぐだ……
ただ単にヒバードが出したかっただけっていう……
そして、女体化の意味ない……